関東一の縁切りスポット・板橋の縁切榎へ行ったよ

板橋の縁切り榎 未分類

板橋の縁切榎は関東一効果あり?な縁切りスポット

板橋本町、旧中山道の板橋宿の少し北、商店街の一画に縁切り榎はあります。
縁切榎は「やばい効果がある縁切スポット」でその力は関東最恐!と言う者もいる、らしい。
ちょっと口コミをチェックしてみても実際に効果を感じたというものが多くみられます。

江戸時代の旗本・近藤登之助の持つ敷地内にあった榎(えんのき)と近くの槻(つき・ケヤキの古い呼び名)が並んで「えんのつき」などと言われ、嫁入りなどの際にはこの場所を避けた、という民話が現在にまで伝わる縁切榎。

関東最恐とか、縁切りと言うとなんだかね、恨みだとかドロッとした人間関係の末・・みたいなちょっと怖いイメージを持つ方も多いかもしれませんが、人間関係以外にも病気や悪習慣(禁酒禁煙など)を絶つほか良縁を結ぶというご利益もあるとのことで、近年縁切榎は「開運の木」として多くの方が訪れるパワースポットとなっているそうです。

現在の縁切榎は三代め!フレッシュだぞ!

現在の縁切榎は三代目。
初代の縁切榎は1884年の板橋宿の大火で焼失、その後植えられた二代目は1972年の周辺の再開発に伴い伐採されました。(道路向かいから遷宮された)

二代目榎の一部は現在も境内に飾られています。
また、初代榎の樹皮辺は板橋区立郷土資料館に所蔵されているそう。

榎の寿命は400年とされているため、現在の三代目は新米若手!なわけです。
若い力ですね、これはフレッシュなパワーが期待できそうですね。

板橋の縁切り榎アクセス

板橋本町駅・A1出口から徒歩5分ほど。
旧中山道を石神井川方面に進んだところにあります。

ちなみに旧中山道の石神井川上に架かる橋は板橋の地名の由来となったその名も「板橋」。
鎌倉時代にはすでにここに橋があり、現代までに何度か改築されています。

へー、板橋と言う名の橋が今も橋として実在するとは知らなかった。

板橋の縁切榎に行ってきたレポ

板橋の縁切榎と隣の蕎麦屋さん

2023年8月、板橋の縁切榎に行ってきました。
口コミで「悪縁の程度が強いほど辿り着けない」というものを見かけたけど、今回私は何の滞りもなく到着することができました。

方向音痴の私でも大丈夫だったのでたどり着けないとはよっぽどだよな・・
う~んでも、、
行こうとする度に電車が止まるとか?
その日に限って歩けないくらいの積雪があるとか??
いくらでも「辿り着けない」理由は思いつきますねぇ。悪縁おそろしい。

仲町商店街の一画、こじんまりなスペースに榎と鳥居と小さな祠などがぎゅっと詰まっています。

板橋の縁切榎の鳥居

真夏の午前中、訪れる人はまばらでした。
私が着いたときに2~3名、帰る時にも新たに何名か訪れる、といった様子。
人が入らないタイミングで写真を撮ることができたけどもうちょっと過ごしやすい気候の日は混むのかもしれませんね。
今年暑かったよ、まだ暑いよ。

縁切榎に着いたらまずは参拝をします。
神社なので二礼二拍手一礼。だね。
もともと縁切榎があるここは「榎大六天神」が正式名称で、榎の木はご神木なんですね。
にしてもすごい木を抱屋敷に生やしていたんですね、近藤登之助さん。旗本なので力があったんでしょうね。

参拝を終え絵馬を書くことに。
縁切りの願掛けには絵馬を書くとより良い、とのことですがここは社務所などはありません。
少し前まで絵馬は近隣の蕎麦屋さんか美容室で頒布されていました。
2023年現在絵馬は自販機で買えるシステムになっています。(販売時間は6時〜21時)

この自販機はこの地域の方のご好意で設置されたそうなんです。
敷地内も周辺も綺麗に手入れされていて、地域の人から大切にされている気配が感じられました。

板橋の縁切榎の絵馬が買える自動販売機
設定温度19℃。
ちょっと冷やしすぎ?(笑)

自販機は1,000円札しか使えないのでご注意を。
お金を入れると①番以外のボタンが全て点灯したためどれを押すか一瞬迷う(笑)
何番でも買えるっぽかったので好きな番号を押しましょう。

出てきた絵馬はこんな感じ。
縁切榎ストラップ付1,000円也。
社務所もなくお守りというものはないのでこのストラップが実質お守りですね。

板橋の縁切榎の絵馬とストラップ

ちゃんと絵馬を置いて書けるスペースが設けられています。
ペンもあり。でも持って行ったらより安心、確実ですね。

絵馬の裏側はまっさらなので、ここに願いを書きます。
んで、すごいのがプライバシー保護シールがついていることっ!!!

板橋の縁切榎の絵馬の裏柄・情報保護シール

この保護シールでしっかり端まで隠れるので他人に読まれる心配がありません。
現代的ですね~

縁切榎の絵馬の書き方ポイント・注意点

絵馬には願いと大まかな住所、名前を書きます。
願いは具体的に言い切り系で書くといいそうです。
「~になりますように・・」ではなく「~になり穏やかに暮らす」とか。

また、当たり前ですが人の不幸を願ってはいけません。
人との縁切を願うにしても恨み節はダメです。お互いそれぞれ別の道で輝きそれぞれ幸せになるんだ、そんな心持ちで書けるといいですね。


書いた絵馬は紐で結んで納めます。
この記入スペースの棚以外にもうひとつ絵馬を納める場所がありそちらにも願いがこもった絵馬がずらりと並んでいました。

板橋の縁切榎の絵馬を書くスペースと二代目ご神木
絵馬を書くスペースと二代目縁切榎の一部

それからここはおみくじのガチャガチャもあるらしく、この写真の左上の張り紙にも「おみくじはこの場所とは由縁はないので結ぶなら”板橋”のたもとへ結んでね」との注意書きがあります。

この日、おみくじガチャは鳥居のそばに確認できましたが中身は入っておらず利用できませんでした。
たまたま品切れなのか、でも機械自体けっこう年季が入っていて「もうやってません、おしまい」みたいな雰囲気だったのでしばらくはおみくじはやらないのかもしれません。

今後お礼参りなどで再訪したらチェックしてみます。

まとめ

板橋の縁切榎について書いてきました。
関東最恐なんて言われている場所ですが、実際には怖い感じなど一切なくむしろ綺麗に手入れされて居心地が良い場所でした。
近所ならちょっと寄って参拝だけでもしたい、そんなスポット。

縁切りなんてそれこそ絶対無縁だと思って生きてきた私ですが、自分ではどうにもならないことってあるんだね人生には(一体どうした・笑)

みなさまも何かあれば願掛けされてみてはいかがでしょうか。

つくづく、情報保護シールは本当にありがたい存在だ!

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